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History

1961年

DIGオープン


当時の新宿は、まだ靖国通りに都電が走っていた。二幸(現スタジオALTA)の裏の路地にある、アカシアの3階にDIGをオープンさせた。当時、新宿には、木馬、キーヨ、ヨット、汀など、ジャズ喫茶が多くあった。

1967年

DUGオープン


正確に言うと、DIGからDUGになる前に、渋谷に店を出した。しかし、泥棒が入り、すぐに閉めた。気を取り直して、新宿紀伊国屋の裏の地下にDUGを出した。店内の設計は、岩淵活輝先生にお願いした。この店では、いろいろな出来事があった。いわゆる伝説のDUGである。

1977年

new DUGオープン


紀伊国屋の裏手、靖国通り沿いの地上3階、地下1階のビルで、新しく、new DUGを始めた。フロアごとに違う雰囲気をもつ店で、地下(現 DUG)は、レンガ造りのジャズバー風、1階はケーキのショーケースもあるカフェ風、2階はたくさんのお客様が入れる喫茶店、3階は丸テーブルもあるラウンジといった感じであった。インテリアデザインは岩淵活輝先生による。

1987年

DUG移転


新宿バーニーズ向かいのモアビル4階にDUG移転。1995年からライブも開催した。トミーフラナガンを始め、国内外の有名アーティストが演奏した。

2000年

DUG移転


新宿靖国通り沿いケンタッキーの地下2階にDUG移転。落ち着いた雰囲気の、老舗としての風格を漂わせる店としてオープンした。アーチ-シェップ、デイブパイク、スティーブキューンなどの海外ミュージシャンを始めとした有名ミュージシャンを呼び、月4回程度の質の高いライブを開催している。

2004年

『新宿 DIG DUG 物語 ~中平穂積読本~』 出版


DIG、DUG、そして新宿のジャズの歴史がすべてわかる『新宿 DIG DUG 物語 ~中平穂積読本~』が出版されました。 貴重な写真も満載です。 渡辺貞夫、山下洋輔、日野晧正、和田誠ら25名の素晴らしい文章とともに お楽しみください。
高平哲郎編、矢吹申彦デザイン
発行:東京キララ社、発売:三一書房
A5上製豪華本、215ページ、本体価格:2,800円 (税込:2,940円) ISBN4-380-04207-3

2007年

DUG再スタート


2000年から営業していたDUGを閉店。1977年から営業している new DUGを、新たに DUG として、 DUG は再スタートいたしました。